GakuNin RDMとは
リポジトリ連携
JAIRO Cloud連携機能の概要
JAIRO Cloud連携機能は、GakuNin RDMとJAIRO Cloudを接続して、データをJAIRO Cloudへ送信(登録)する機能です。GakuNin RDMに実装されるWEKOアドオンを使用することで、GakuNin RDMに接続されたストレージに研究データのファイルを登録するのと同様に、ドラッグ・アンド・ドロップで、研究データをJAIRO Cloudに登録できます。
GakuNin RDM のメタデータ管理機能で付与したメタデータをファイルデータとあわせて JAIRO
Cloud へ送信することで、研究者のメタデータ入力の負担軽減と図書館における登録・公開作業の効
率化を実現します。メタデータ管理機能には、「公的資金による研究データの管理・利活用に関する
基本的な考え方」におけるメタデータ共通項目に対応した入力画面や入力支援機能が備わって
おりますので、公的資金助成を受けた研究データの公開にも活用いただけます。
■(参考)Q&A集 >>「公開基盤連携」
JAIRO Cloud連携機能(先行利用)公募について(2024/10/29更新)
機能の完成度向上を目的とした先行利用に参加いただける機関を下記の通り募集します。
公募条件等の詳細や申込フォームURLは、下記公募要領でご確認ください。
公募要領
先行利用スケジュール
- 公募期間:2024年11月7日(木)~2024年11月29日(金)
- 選考結果:2024年12月中に応募機関へ通知
- 利用期間:2025年1月下旬(予定)~
- アンケート実施時期:2025年3月ごろ(予定)
※開始時期、利用期間やマニュアルは選考後、対象機関にお知らせします。
[参考]JAIRO Cloud以外のリポジトリシステムへの対応について
GakuNin RDMのリポジトリ連携機能について、将来的にはJAIRO Cloud以外の機関リポジトリシステムとの連携対応も検討しています。
対応予定時期は、JAIRO Cloudとの連携実現後、2025年度以降となります。
現時点の対応方針等概要は、後述の通りです。
なお、GakuNin RDMと連携するためには、リポジトリシステムごとにアドオンを用意する必要があり、開発は機関側で行っていただく必要があります。
機関側で開発いただくための素材(以下参照)については、JAIRO Cloudとの連携事業を踏まえて作成する必要があるため、提供までお時間がかかる点あらかじめご了承ください。
<対応条件>
- GakuNin RDMに取り込むアドオン開発とリポジトリ側のSWORDv3対応を機関側でおこなうこと
- 開発したアドオンをGakuNin RDMに取り込む前にNIIの品質審査を通過すること
- 機関側で開発したアドオンについて責任(品質管理、問い合わせ対応等)を機関側で負うこと ※注:対応条件はJAIRO Cloudとの連携事業等を踏まえて変更する可能性があります。
- GakuNin RDMのWEKO3連携アドオン仕様の設計書と仕様の手引き(OSSのソースコード所在や開発者ガイドなどの参考情報を整理したもの)
- WEKO3のSWORDv3マニュアル
- NII RDC共通のデータ連携に関わる方式(プロファイルやメタデータスキーマなど) *現在、WEKO3アドオンで仕様策定中 ※注:アドオン開発に必要な素材が揃うのは、2025年度以降となる見込みです。
早期にGakuNin RDMとの連携をご希望の場合は、JAIRO Cloudへのシステム移行もご検討ください。
下記ページではJAIRO Cloudへの移行支援情報を提供しています。
■(参考)オープンアクセス加速化事業関連情報