GakuNin RDMとは
リポジトリ連携
JAIRO Cloud連携機能の概要
JAIRO Cloud連携機能は、GakuNin RDMとJAIRO Cloudを接続して、データをJAIRO Cloudへ送信(登録)する機能です。GakuNin RDMに実装されるWEKOアドオンを使用することで、GakuNin RDMに接続されたストレージに研究データのファイルを登録するのと同様に、ドラッグ・アンド・ドロップで、研究データをJAIRO Cloudに登録できます。
GakuNin RDM のメタデータ管理機能で付与したメタデータをファイルデータとあわせて JAIRO
Cloud へ送信することで、研究者のメタデータ入力の負担軽減と図書館における登録・公開作業の効
率化を実現します。メタデータ管理機能には、「公的資金による研究データの管理・利活用に関する
基本的な考え方」におけるメタデータ共通項目に対応した入力画面や入力支援機能が備わって
おりますので、公的資金助成を受けた研究データの公開にも活用いただけます。
■(参考)Q&A集 >>「公開基盤連携」
今後のリリース予定について
JAIRO Cloud連携機能は、2024年度に一部の機関を対象に先行利用を実施し、寄せられたフィードバックをもとに機能の調整を行っております。
また、2025年度中には研究データだけではなく論文の登録にも対応した機能を実装する予定です。
今後の提供予定や開発内容の詳細は、当サポートポータルや学術情報基盤オープンフォーラム2025等の場で順次ご紹介していきます。
[参考]JAIRO Cloud以外のリポジトリシステムへの対応について
GakuNin RDMのリポジトリ連携機能について、将来的にはJAIRO Cloud以外の機関リポジトリシステムとの連携対応も検討しています。
対応予定時期は、JAIRO Cloudとの連携実現後、2026年度以降となります。
現時点の対応方針等概要は、後述の通りです。
なお、GakuNin RDMと連携するためには、リポジトリシステムごとにアドオンを用意する必要があり、開発は機関側で行っていただく必要があります。
機関側で開発いただくための素材(以下参照)については、JAIRO Cloudとの連携事業を踏まえて作成する必要があるため、提供までお時間がかかる点あらかじめご了承ください。
<対応条件>
- GakuNin RDMに取り込むアドオン開発とリポジトリ側のSWORDv3対応を機関側でおこなうこと
- 開発したアドオンをGakuNin RDMに取り込む前にNIIの品質審査を通過すること
- 機関側で開発したアドオンについて責任(品質管理、問い合わせ対応等)を機関側で負うこと ※注:対応条件はJAIRO Cloudとの連携事業等を踏まえて変更する可能性があります。
- GakuNin RDMのWEKO3連携アドオン仕様の設計書と仕様の手引き(OSSのソースコード所在や開発者ガイドなどの参考情報を整理したもの)
- WEKO3のSWORDv3マニュアル
- NII RDC共通のデータ連携に関わる方式(プロファイルやメタデータスキーマなど) *現在、WEKO3アドオンで仕様策定中 ※注:アドオン開発に必要な素材が揃うのは、2025年度以降となる見込みです。
早期にGakuNin RDMとの連携をご希望の場合は、JAIRO Cloudへのシステム移行もご検討ください。
下記ページではJAIRO Cloudへの移行支援情報を提供しています。
■(参考)オープンアクセス加速化事業関連情報