令和 4 年 11 月 29 日　制　定
令和 6 年 1 月 16 日　改　正

国⽴情報学研究所（以下，「研究所」という。）が提供する研究データ管理サービス「GakuNin RDM」（以下，「本システム」という。）における利用者の個人情報を以下の通り取り扱うものとする（以下，「本ポリシー」という。）。用語の定義は，国立情報学研究所研究データ管理基盤利用規程及びこれに附属する細則にしたがうものとする。

なお，本システムは利用機関からの申請を受けて研究所がその運用を行っているものであり，利用者の個人情報は利用機関も取得する。利用機関が取得した利用者の個人情報の取扱いは，利用機関の定めによるものとする。

研究所は，本システムを通じて，以下の利用者の個人情報を取得するものとする
　一 利用者の所属機関の学認 IdP に登録された eduPersonPrincipalName（ePPN），organizationName，displayName，mail等の属性情報
　二 本システムの利用者プロファイルに登録された情報
　三 本システムのアクセス履歴，利用履歴等
　四 本システムの利用申請時に利用機関によって登録された情報

研究所は，情報・システム研究機構個人情報保護規程に従い，利用者の個人情報を適正に管理し，不正利用及び漏洩等の防止対策を講じるものとする。

研究所は，利用者の個人情報を，以下の利用目的及び法令で認められている範囲で利用するものとする。ただし，個人の権利利益を不当に侵害するおそれがある場合を除くものとする。

　一 利用者への通知・連絡のため
　二 利用者が本システムを利用するにあたり，本人確認を行うため
　三 利用者の本システムの利用状況を把握，解析し，本システムによる研究データ管理サービス及び研究所のその他のサービスのサービス内容を向上させるため
　四 利用者の本システム及び研究所のその他のサービスの利用状況や利用結果を把握，解析し，学術研究に利用するため
　五 セキュリティインシデント等の対応にあたって，情報を解析し，本人又は第三者へ連絡を行うため

研究所は，以下の場合を除き，利用者の個人情報を第三者に提供することはない。また，以下の場合においても個人の権利利益を不当に侵害するおそれがある場合，利用者の情報を第三者に提供することはない。
　一 利用者の同意がある場合
　二 法令で認められている場合
　三 学術研究の成果を公表し又は教授する場合
　四 研究所と学術共同研究を行う第三者，又は研究所の同意のもと学術研究目的を有する第三者へ提供する必要がある場合
　五 セキュリティインシデント等の対応のため機関を含む第三者に提供する場合

２ 研究所は，本システムの利用者の個人情報を含むデータを，研究所の他のサービスの利用者の個人情報を含むデータと突合し，利用することがある。

３ 研究所は，本システムの利用者の個人情報を含むデータを統計化した形で関係機関に提供し，または公表することができるものとする。

本システムにおける利用者の個人情報を含むデータの保存期間は，原則として利用者の利用を認めた利用機関が組織として本システムの利用を終了（利用期間の満了又は利用承認の取消を含む。）した年度の末から少なくとも 10 年間とする。ただし，個人情報のうち，直接特定の個人を識別する情報については，利用終了年度末から1年以内に廃棄，または個人を特定できない形に加工する。

本システムにおける利用者の個人情報の開示・訂正等並びに問合せの対応窓口は以下の通りとする。

国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課

研究所は，必要に応じて本ポリシーを改訂することができるものとする。研究所は，改訂に先立ち，改訂後の本ポリシーを本システムのホームページ上に掲載し又は研究所が相当と判断する方法で利用者に通知するものとする。